AIは通常、会話を閉じると内容を忘れます。この仕組みは、渡した資料や会話を関係図の形で保存し、次回以降も「前に話したこと」を踏まえて答えられるようにします。保存先は自分の環境に置けるので、覚えさせた内容を他社に預けずに済みます。AIを組み込む側の開発者向けの部品です。
#長期記憶#知識グラフ
ミロンドが自分で確かめたこと
- 2026年8月23日「配布元を見る」の行き先が、今も開けることを確認しました。
- 2026年8月14日利用ルールの原文(LICENSE)を読みました。特別な条件は書かれていませんでした。
- 2026年7月30日公式の説明を読んで、開発が止まったというサインが無いことを確認しました。
- 2026年8月25日ミロンドが毎日数えている記録では、この17日間で お気に入りが449件増えました(今も使われ続けています)。
ミロンドは掲載しているすべての行き先を定期的に開いて、今も使えるかを確かめています。 利用ルールは名前だけで判断せず、原文を読んで確認しています。
「AIエージェント」114本の中での位置
- 作ったものを仕事に使ってよいと確認できているこの分野で95本
- 黒い画面(ターミナル)の操作が要りますそうでないものが21本 →
- APIキーの用意が要りますそうでないものが29本 →
- 入れた内容は公開元に送られますそうでないものが11本 →
この数字は、ミロンドが掲載している道具を1本ずつ同じ基準で調べた結果から数えています。
これは何?黒い画面(ターミナル)で動かすツール
できること
様々な形式の資料の取り込み/関係図(知識グラフ)としての保存/過去の文脈を踏まえた応答/自分の環境での運用/多言語の説明あり
誰に効く?
自分の作るAIに、過去のやり取りや社内資料を覚えさせたい開発者
用意するもの
コマンド入力との環境が必要です。使うAIの鍵も要ります。単体で使う道具ではなく、AIを作る側が組み込む部品です。
時間のめやす
15〜30分(AIに聞きながらコピペ)
使うとこうなる
- 1データを取り込む→知識の材料が入る
- 2Cogneeが処理する→知識グラフが作られる
- 3エージェントから呼ぶ→過去文脈を使える
作れるもの・できることの例
長期記憶付きエージェント、社内知識の再利用、会話をまたぐ文脈保持。
使えるようになるまでの手順をひらく
- 「」という文字だけの画面を使います(Windowsなら PowerShell)
- GitHubページの「Installation」に書かれたコマンドを順番に実行
- つまずいたら、いつも使っているAIチャットに「(ツール名)のインストールを手伝って」と聞くのがおすすめ
こんな人には向かないかも
- 黒い画面(ターミナル)にまだ抵抗がある人
- 登録やAPIキーの設定を一切やりたくない人
🔑 必要な鍵(APIキー)— 下のどれか1社でOK
すでにどこかの鍵を持っていればそれが使えます。まだ無いなら Google(Gemini)が一番かんたんです。
Google(Gemini) の発行ページ↗Googleアカウントがあれば無料で即発行。無料枠も大きく、一番かんたん
OpenAI(ChatGPT) の発行ページ↗発行は無料。APIはChatGPT Plus(月額)とは別勘定で、使った分だけの課金。※Codex等の一部公式ツールは、キーの代わりにChatGPTの月額プランでログインして使える
Anthropic(Claude) の発行ページ↗発行は無料。APIは月額プランとは別勘定で、使った分だけの課金。※Claude Codeは月額プラン(Pro等)のログインでも使える
鍵は「合鍵」の文字列。発行→コピー→ツールの設定に貼り付け、の3手です。迷ったらAIチャットに「画面つきで教えて」と。
迷ったらこれ:いつも使っているAIチャット(ChatGPT・Claude・Geminiなど)にこのツールのGitHubリンクを貼って 「これを使いたい。私のPCでの始め方を一歩ずつ教えて」と頼むのが一番の近道です。
むずかしそう? 同じジャンルで、もっと始めやすいのはこちら
注意点
覚えさせた内容は保存され続けるので、何を覚えさせるか、いつ消すかを最初に決めておいてください。個人情報や社外秘を含む資料を取り込む場合は、削除の手順と、誰が参照できるかの設計が必要です。取り込みや検索の処理でAIを使うため、資料の量に応じて利用料がかかります。はApache-2.0です。
ひとことメモ
として公開されています。内容は公式ページでもご確認ください。
このツールが活躍する場所
やりたいことから探す
cogneeについてよくある質問
- cogneeは無料で使えますか?
- cognee自体は無料で使えますが、動かすのに外部AIのAPIキーが必要です。そのAI側の利用料は別にかかります(無料枠があるものもあります)。
- cogneeを使うのに、インストールや専門知識は必要ですか?
- コマンド入力(黒い画面)での操作が必要です。手順どおりに文字を打ち込む作業に慣れていないと、導入でつまずきやすいツールです。
- cogneeはスマホでも使えますか?
- スマホには対応していません。パソコンが必要です。
- cogneeは仕事(商用)で使えますか?
- ライセンスは Apache-2.0 で、商用利用も認められています。ただし著作権表示を残すなどの条件が付くので、配布物に含める場合はライセンス本文を確認してください。
似ている道具との違い
同じ用途の道具と、使う前に効いてくる条件を並べました。
| 道具 | 黒い画面 | APIキー | 外部送信 | スマホ | 仕事に使える | 最終更新 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| cognee(このページ) | 要る | 要る | あり | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
| Letta | 要る | 要る | あり | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
| memvid | 要る | いらない | なし | むずかしい | 可 | 2026年7月 |
| MemOS | 要る | 要る | あり | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
「外部送信あり」は、入力した内容がどこかのサーバーに送られることを指します。 社外に出せない資料を扱うときは「なし」を選んでください。
AIエージェントのほかのツール
cogneeが合わなかったときの、同じ用途の候補です。
Letta
記憶を持ち続けるAIエージェント
準備がいる・黒い画面(ターミナル)が要る
memvid
AIの記憶をファイル1つに詰め込んで持ち運ぶ
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
MemOS
AIの記憶を、後から見て直せる形で管理する土台
準備がいる・黒い画面(ターミナル)が要る
Neurite
考えを無限に広がる地図の上でつないでいくAI付きの発想ツール
準備がいる・黒い画面(ターミナル)いらない
openclaw
LINEやSlackから話しかけられる自分専用AI秘書
準備がいる・黒い画面(ターミナル)が要る
opencode
AIがコードを書くツール
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
