プログラムを書いている途中で続きを提案してくれるAIを、自分の会社のサーバーの中だけで動かすための仕組みです。GitHub Copilotのような機能を、社外にコードを送らずに使えるのが狙いです。データベースなど別の部品を用意しなくても単体で動き、一般向けのグラフィックボードでも動くように作られています。日本語の説明も用意されています。
#コード補完#自前運用
ミロンドが自分で確かめたこと
- 2026年8月23日「配布元を見る」の行き先が、今も開けることを確認しました。
- 2026年8月14日利用ルールの原文(LICENSE)を読みました。本文に「一部が別条件(企業向けの部分あり)」と書かれていました。
- 2026年7月30日公式の説明を読んで、開発が止まったというサインが無いことを確認しました。
- 2026年8月25日ミロンドが毎日数えている記録では、この17日間で お気に入りが40件増えました(今も使われ続けています)。
ミロンドは掲載しているすべての行き先を定期的に開いて、今も使えるかを確かめています。 利用ルールは名前だけで判断せず、原文を読んで確認しています。
「ローカルLLM」49本の中での位置
- 黒い画面(ターミナル)の操作が要りますそうでないものが29本 →
- APIキーの用意が要りますそうでないものが47本 →
- 入れた内容は公開元に送られますそうでないものが36本 →
この数字は、ミロンドが掲載している道具を1本ずつ同じ基準で調べた結果から数えています。
これは何?黒い画面(ターミナル)で動かすツール
できること
プログラムの続きの提案/自社サーバーでの運用/外部との通信なしでの動作/一般向けのグラフィックボードでの動作/既存の開発環境への組み込み(Open対応)/での導入
誰に効く?
コードを社外に出せない決まりのある会社。自社サーバーで補完AIを用意したい情報システム担当者
用意するもの
コマンド入力とサーバーの知識が必要です。実用的な速さを出すにはグラフィックボードが要ります。情報システム担当者向けです。
時間のめやす
15〜30分(AIに聞きながらコピペ)
使うとこうなる
- 1Tabbyを起動すると→補完サーバーが立つ
- 2IDEを接続すると→コード補完を受け取れる
- 3OpenAPIを使うと→既存環境へ組み込める
作れるもの・できることの例
社内向けコード補完、オンプレ開発支援、クラウドIDE連携
使えるようになるまでの手順をひらく
- 「」という文字だけの画面を使います(Windowsなら PowerShell)
- GitHubページの「Installation」に書かれたコマンドを順番に実行
- つまずいたら、いつも使っているAIチャットに「(ツール名)のインストールを手伝って」と聞くのがおすすめ
こんな人には向かないかも
- 黒い画面(ターミナル)にまだ抵抗がある人
- 登録やAPIキーの設定を一切やりたくない人
- 常時動かすサーバーやDockerを用意できない人
🔑 必要な鍵(APIキー)— 下のどれか1社でOK
すでにどこかの鍵を持っていればそれが使えます。まだ無いなら Google(Gemini)が一番かんたんです。
Google(Gemini) の発行ページ↗Googleアカウントがあれば無料で即発行。無料枠も大きく、一番かんたん
OpenAI(ChatGPT) の発行ページ↗発行は無料。APIはChatGPT Plus(月額)とは別勘定で、使った分だけの課金。※Codex等の一部公式ツールは、キーの代わりにChatGPTの月額プランでログインして使える
Anthropic(Claude) の発行ページ↗発行は無料。APIは月額プランとは別勘定で、使った分だけの課金。※Claude Codeは月額プラン(Pro等)のログインでも使える
鍵は「合鍵」の文字列。発行→コピー→ツールの設定に貼り付け、の3手です。迷ったらAIチャットに「画面つきで教えて」と。
迷ったらこれ:いつも使っているAIチャット(ChatGPT・Claude・Geminiなど)にこのツールのGitHubリンクを貼って 「これを使いたい。私のPCでの始め方を一歩ずつ教えて」と頼むのが一番の近道です。
むずかしそう? 同じジャンルで、もっと始めやすいのはこちら
注意点
が分かれています。本体はApache 2.0ですが、ee/ という場所に置かれた企業向けの機能だけは別の条件です(2026-08-15にLICENSEを確認)。会社で使う場合は、使いたい機能がどちらに含まれるかを確認してください。提案の質は、選んだAIモデルとパソコンの性能に大きく左右されます。小さいモデルだと提案が的外れになりがちです。 公開元のLICENSEに、使い方を制限する条件が書かれています(一部が別条件(企業向けの部分あり))。個人が試す分は無料でも、会社やチームで使う・作り替える・自分の製品に組み込む場合は別途の許可が必要なことがあります。仕事で使う前に本文を確認してください。
ひとことメモ
公開されていますが、自由に使えるとは限りません。利用条件は公開元の本文でご確認ください。
tabbyについてよくある質問
- tabbyは無料で使えますか?
- tabby自体は無料で使えますが、動かすのに外部AIのAPIキーが必要です。そのAI側の利用料は別にかかります(無料枠があるものもあります)。
- tabbyを使うのに、インストールや専門知識は必要ですか?
- コマンド入力(黒い画面)での操作が必要です。手順どおりに文字を打ち込む作業に慣れていないと、導入でつまずきやすいツールです。
- tabbyはスマホでも使えますか?
- スマホには対応していません。パソコンが必要です。
- tabbyは仕事(商用)で使えますか?
- 公開元がライセンスをはっきり書いていないため、商用で使ってよいかは判断できません。仕事で使う場合は、公式ページで確認するか、作者に問い合わせてください。
似ている道具との違い
同じ用途の道具と、使う前に効いてくる条件を並べました。
| 道具 | 黒い画面 | APIキー | 外部送信 | スマホ | 仕事に使える | 最終更新 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| tabby(このページ) | 要る | 要る | あり | むずかしい | 条件あり | 2026年6月 |
| Ollama | 要る | いらない | なし | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
| Open WebUI | 要る | いらない | なし | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
| llama.cpp | 要る | いらない | なし | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
「外部送信あり」は、入力した内容がどこかのサーバーに送られることを指します。 社外に出せない資料を扱うときは「なし」を選んでください。
ローカルLLMのほかのツール
tabbyが合わなかったときの、同じ用途の候補です。
Ollama
自分のPCでAIモデルを動かす
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
Open WebUI
ローカルAIをChatGPT風の画面で使う
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
llama.cpp
軽量にAIモデルを動かす土台
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
vLLM
AIモデルを高速・大量に動かす土台
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
LocalAI
自前で立てる無料のAIサーバー
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
text-generation-webui
ローカルLLMの多機能操作画面
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
