PDFや文書、YouTubeの動画、Webページなどを読み込ませると、そこに出てくる人・組織・出来事などの関係を図(知識グラフ)にして、Neo4jというデータベースに保存する仕組みです。文章のままでは見えない「登場人物どうしのつながり」を追えるようになります。Neo4j社の公式の実験プロジェクトです。
#PDF解析#知識グラフ
ミロンドが自分で確かめたこと
- 2026年8月23日「配布元を見る」の行き先が、今も開けることを確認しました。
- 2026年8月14日利用ルールの原文(LICENSE)を読みました。特別な条件は書かれていませんでした。
- 2026年7月31日公式の説明を読んで、開発が止まったというサインが無いことを確認しました。
- 2026年8月25日ミロンドが毎日数えている記録では、この17日間で お気に入りが196件増えました(今も使われ続けています)。
ミロンドは掲載しているすべての行き先を定期的に開いて、今も使えるかを確かめています。 利用ルールは名前だけで判断せず、原文を読んで確認しています。
「RAG / PDF解析」63本の中での位置
- 作ったものを仕事に使ってよいと確認できているこの分野で52本
- 黒い画面(ターミナル)の操作が要りますそうでないものが20本 →
- APIキーの用意が要りますそうでないものが32本 →
- 入れた内容は公開元に送られますそうでないものが20本 →
この数字は、ミロンドが掲載している道具を1本ずつ同じ基準で調べた結果から数えています。
これは何?黒い画面(ターミナル)で動かすツール
できること
PDF・Word・テキスト・YouTube・Webページの取り込み/関係の抽出と図示/使うAIの選択/クラウド保管庫からの読み込み/図に対する質問
誰に効く?
大量の資料の関係性を整理したい人。調査や分析で人物・組織のつながりを追う人
用意するもの
コマンド入力と、Neo4jというデータベースの用意が必要です。使うAIの鍵も要ります。情報システムの担当者や分析者向けです。
時間のめやす
15〜30分(AIに聞きながらコピペ)
使うとこうなる
- 1ファイルやWeb元を入れる→読み込み対象になる
- 2LLMを選ぶ→ノードと関係が抽出される
- 3Neo4jに保存する→グラフ表示やチャットに使える
作れるもの・できることの例
文書知識グラフ、資料チャット、Neo4j可視化データ
使えるようになるまでの手順をひらく
- 「」という文字だけの画面を使います(Windowsなら PowerShell)
- GitHubページの「Installation」に書かれたコマンドを順番に実行
- つまずいたら、いつも使っているAIチャットに「(ツール名)のインストールを手伝って」と聞くのがおすすめ
こんな人には向かないかも
- 黒い画面(ターミナル)にまだ抵抗がある人
- 登録やAPIキーの設定を一切やりたくない人
🔑 必要な鍵(APIキー)— 下のどれか1社でOK
すでにどこかの鍵を持っていればそれが使えます。まだ無いなら Google(Gemini)が一番かんたんです。
Google(Gemini) の発行ページ↗Googleアカウントがあれば無料で即発行。無料枠も大きく、一番かんたん
OpenAI(ChatGPT) の発行ページ↗発行は無料。APIはChatGPT Plus(月額)とは別勘定で、使った分だけの課金。※Codex等の一部公式ツールは、キーの代わりにChatGPTの月額プランでログインして使える
Anthropic(Claude) の発行ページ↗発行は無料。APIは月額プランとは別勘定で、使った分だけの課金。※Claude Codeは月額プラン(Pro等)のログインでも使える
鍵は「合鍵」の文字列。発行→コピー→ツールの設定に貼り付け、の3手です。迷ったらAIチャットに「画面つきで教えて」と。
迷ったらこれ:いつも使っているAIチャット(ChatGPT・Claude・Geminiなど)にこのツールのGitHubリンクを貼って 「これを使いたい。私のPCでの始め方を一歩ずつ教えて」と頼むのが一番の近道です。
むずかしそう? 同じジャンルで、もっと始めやすいのはこちら
注意点
AIが抽出した関係には誤りが混ざります。図になると正しく見えてしまうので、重要な結論を出す前に、元の文書に当たって確かめてください(特に人名や組織名の取り違え)。取り込んだ資料の内容は、使っているAIサービスに送られます。はApache-2.0です。
ひとことメモ
として公開されています。内容は公式ページでもご確認ください。
このツールが活躍する場所
llm-graph-builderについてよくある質問
- llm-graph-builderは無料で使えますか?
- llm-graph-builder自体は無料で使えますが、動かすのに外部AIのAPIキーが必要です。そのAI側の利用料は別にかかります(無料枠があるものもあります)。
- llm-graph-builderを使うのに、インストールや専門知識は必要ですか?
- コマンド入力(黒い画面)での操作が必要です。手順どおりに文字を打ち込む作業に慣れていないと、導入でつまずきやすいツールです。
- llm-graph-builderはスマホでも使えますか?
- スマホには対応していません。パソコンが必要です。
- llm-graph-builderは仕事(商用)で使えますか?
- ライセンスは Apache-2.0 で、商用利用も認められています。ただし著作権表示を残すなどの条件が付くので、配布物に含める場合はライセンス本文を確認してください。
似ている道具との違い
同じ用途の道具と、使う前に効いてくる条件を並べました。
| 道具 | 黒い画面 | APIキー | 外部送信 | スマホ | 仕事に使える | 最終更新 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| llm-graph-builder(このページ) | 要る | 要る | あり | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
| opendataloader-pdf | 要る | いらない | なし | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
| chatWeb | 要る | 要る | あり | むずかしい | 可 | 2026年5月 |
| granite-docling-258m-demo | いらない | いらない | なし | 使える | 可 | 2026年5月 |
「外部送信あり」は、入力した内容がどこかのサーバーに送られることを指します。 社外に出せない資料を扱うときは「なし」を選んでください。
RAG / PDF解析のほかのツール
llm-graph-builderが合わなかったときの、同じ用途の候補です。
opendataloader-pdf
PDFの中身をAIが読める形に取り出す道具
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
chatWeb
Webページや書類を読み込ませて、その内容に質問する
準備がいる・黒い画面(ターミナル)が要る
granite-docling-258m-demo
Docling文書解析デモ
準備がいる・黒い画面(ターミナル)いらない
SmolDocling-256M-Demo
文書を読み取る
上級者向け・黒い画面(ターミナル)いらない
LangChain
AIアプリ開発の定番フレームワーク
準備がいる・黒い画面(ターミナル)が要る
Docling
IBM製のかしこい文書変換
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る