論文や資料のPDFを集めておき、そこに対して質問すると、どの資料のどこに書いてあったかを示しながら答えてくれる仕組みです。ネット上の情報ではなく、自分が渡した資料の中だけから答えるので、根拠をたどれるのが特徴です。PDFのほか、Word・テキスト・プログラムのファイルにも対応します。
#論文#PDF
ミロンドが自分で確かめたこと
- 2026年8月23日「配布元を見る」の行き先が、今も開けることを確認しました。
- 2026年8月14日利用ルールの原文(LICENSE)を読みました。特別な条件は書かれていませんでした。
- 2026年7月30日公式の説明を読んで、開発が止まったというサインが無いことを確認しました。
- 2026年8月26日ミロンドが毎日数えている記録では、この17日間で お気に入りが71件増えました(今も使われ続けています)。
ミロンドは掲載しているすべての行き先を定期的に開いて、今も使えるかを確かめています。 利用ルールは名前だけで判断せず、原文を読んで確認しています。
「RAG / PDF解析」63本の中での位置
- 作ったものを仕事に使ってよいと確認できているこの分野で52本
- 黒い画面(ターミナル)の操作が要りますそうでないものが20本 →
- APIキーの用意が要りますそうでないものが32本 →
- 入れた内容は公開元に送られますそうでないものが20本 →
この数字は、ミロンドが掲載している道具を1本ずつ同じ基準で調べた結果から数えています。
これは何?黒い画面(ターミナル)で動かすツール
できること
手元のPDFや文書への質問/出典の提示/複数資料の横断/要約/矛盾する記述の指摘/科学文献向けの調整
誰に効く?
論文を大量に読む研究者・大学院生。手元の資料から根拠を探したい人
用意するもの
コマンド入力との環境が必要です。使うAIの鍵も要り、資料の量に応じて費用がかかります。
時間のめやす
15〜30分(AIに聞きながらコピペ)
使うとこうなる
- 1文献PDFをフォルダに入れると→解析対象になる
- 2コマンドを実行すると→索引を作って質問する
- 3質問を書くと→引用元を使った回答が出る
作れるもの・できることの例
論文Q&A、文献要約、矛盾検出の調査補助
使えるようになるまでの手順をひらく
- 「」という文字だけの画面を使います(Windowsなら PowerShell)
- GitHubページの「Installation」に書かれたコマンドを順番に実行
- つまずいたら、いつも使っているAIチャットに「(ツール名)のインストールを手伝って」と聞くのがおすすめ
こんな人には向かないかも
- 黒い画面(ターミナル)にまだ抵抗がある人
- 登録やAPIキーの設定を一切やりたくない人
🔑 必要な鍵(APIキー)— 下のどれか1社でOK
すでにどこかの鍵を持っていればそれが使えます。まだ無いなら Google(Gemini)が一番かんたんです。
Google(Gemini) の発行ページ↗Googleアカウントがあれば無料で即発行。無料枠も大きく、一番かんたん
OpenAI(ChatGPT) の発行ページ↗発行は無料。APIはChatGPT Plus(月額)とは別勘定で、使った分だけの課金。※Codex等の一部公式ツールは、キーの代わりにChatGPTの月額プランでログインして使える
Anthropic(Claude) の発行ページ↗発行は無料。APIは月額プランとは別勘定で、使った分だけの課金。※Claude Codeは月額プラン(Pro等)のログインでも使える
鍵は「合鍵」の文字列。発行→コピー→ツールの設定に貼り付け、の3手です。迷ったらAIチャットに「画面つきで教えて」と。
迷ったらこれ:いつも使っているAIチャット(ChatGPT・Claude・Geminiなど)にこのツールのGitHubリンクを貼って 「これを使いたい。私のPCでの始め方を一歩ずつ教えて」と頼むのが一番の近道です。
むずかしそう? 同じジャンルで、もっと始めやすいのはこちら
注意点
出典が示されても、要約の過程で意味が変わることがあります。論文に引用する内容は必ず原文を開いて確認してください。未公開の研究資料を扱う場合、その中身は使っているAIサービスに送られます。所属機関の規定を先に確認してください。はApache-2.0です。
ひとことメモ
として公開されています。内容は公式ページでもご確認ください。
このツールが活躍する場所
paper-qaについてよくある質問
- paper-qaは無料で使えますか?
- paper-qa自体は無料で使えますが、動かすのに外部AIのAPIキーが必要です。そのAI側の利用料は別にかかります(無料枠があるものもあります)。
- paper-qaを使うのに、インストールや専門知識は必要ですか?
- コマンド入力(黒い画面)での操作が必要です。手順どおりに文字を打ち込む作業に慣れていないと、導入でつまずきやすいツールです。
- paper-qaはスマホでも使えますか?
- スマホには対応していません。パソコンが必要です。
- paper-qaは仕事(商用)で使えますか?
- ライセンスは Apache-2.0 で、商用利用も認められています。ただし著作権表示を残すなどの条件が付くので、配布物に含める場合はライセンス本文を確認してください。
似ている道具との違い
同じ用途の道具と、使う前に効いてくる条件を並べました。
| 道具 | 黒い画面 | APIキー | 外部送信 | スマホ | 仕事に使える | 最終更新 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| paper-qa(このページ) | 要る | 要る | あり | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
| OCRmyPDF | 要る | いらない | なし | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
| zerox | 要る | 要る | あり | むずかしい | 可 | 2025年5月 |
| pdfGPT | 要る | 要る | あり | むずかしい | 可 | 2026年3月 |
「外部送信あり」は、入力した内容がどこかのサーバーに送られることを指します。 社外に出せない資料を扱うときは「なし」を選んでください。
RAG / PDF解析のほかのツール
paper-qaが合わなかったときの、同じ用途の候補です。
OCRmyPDF
スキャンしたPDFを、検索・コピーできるPDFに変える
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
zerox
書類をAIの目で読み取ってMarkdownに変換する
上級者向け・黒い画面(ターミナル)が要る
pdfGPT
PDFに質問して、該当箇所つきで答えをもらう
準備がいる・黒い画面(ターミナル)が要る
pdf-craft
スキャンした本のPDFを、読める電子書籍に作り直す
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
semantra-python
手元の資料を「意味」で探せるようにする検索
上級者向け・黒い画面(ターミナル)が要る
docspell
スキャンした書類を自動で仕分ける個人向け書類管理
準備がいる・黒い画面(ターミナル)が要る