手元のPDFに質問できる仕組みを、**すべてブラウザの中で**動かせるようにした実装です。AIをブラウザにダウンロードして動かす方式を選べば、サーバーも通信も要りません。同じ仕組みを、手元のOllamaやChromeの内蔵AIにつなぐ形でも使えます。試せる公開ページがあります。
#PDF#ローカル
ミロンドが自分で確かめたこと
- 2026年8月23日「配布元を見る」の行き先が、今も開けることを確認しました。
- 2026年8月14日利用ルールの原文(LICENSE)を読みました。特別な条件は書かれていませんでした。
- 2026年7月31日公式の説明を読んで、開発が止まったというサインが無いことを確認しました。
ミロンドは掲載しているすべての行き先を定期的に開いて、今も使えるかを確かめています。 利用ルールは名前だけで判断せず、原文を読んで確認しています。
「RAG / PDF解析」63本の中での位置
- APIキーの用意がいらないこの分野で32本
- 入れた内容を外部に送らないこの分野で20本
- 作ったものを仕事に使ってよいと確認できているこの分野で52本
- 黒い画面(ターミナル)の操作が要りますそうでないものが20本 →
上の条件をすべて満たすものは、63本中17本です。
この数字は、ミロンドが掲載している道具を1本ずつ同じ基準で調べた結果から数えています。
これは何?黒い画面(ターミナル)で動かすツール
できること
PDFへの質問と回答/ブラウザ内で完結する構成/手元のOllamaへの接続/Chromeの内蔵AIへの接続/お試しページあり
誰に効く?
PDFの内容を外部に送らずに質問したい人。ブラウザ内でAIを動かす仕組みに関心がある開発者
用意するもの
構成によって条件が変わります。ブラウザ内で動かす場合は対応ブラウザと相応の端末性能、Ollamaを使う場合はその導入が必要です。
時間のめやす
15〜30分(AIに聞きながらコピペ)
使うとこうなる
- 1推論方法を選ぶ→Ollamaやブラウザ内モデルを使う準備をする
- 2PDFをアップロードする→文書が分割され検索用に保存される
- 3質問を入力する→PDF内の情報を探して回答が返る
作れるもの・できることの例
PDFの要約、資料への質問、オフライン前提の文書チャット
使えるようになるまでの手順をひらく
- 「」という文字だけの画面を使います(Windowsなら PowerShell)
- GitHubページの「Installation」に書かれたコマンドを順番に実行
- つまずいたら、いつも使っているAIチャットに「(ツール名)のインストールを手伝って」と聞くのがおすすめ
こんな人には向かないかも
- 黒い画面(ターミナル)にまだ抵抗がある人
迷ったらこれ:いつも使っているAIチャット(ChatGPT・Claude・Geminiなど)にこのツールのGitHubリンクを貼って 「これを使いたい。私のPCでの始め方を一歩ずつ教えて」と頼むのが一番の近道です。
むずかしそう? 同じジャンルで、もっと始めやすいのはこちら
注意点
「完全に手元で完結」は、選んだ構成による点にご注意ください。ブラウザ内でAIを動かす方式なら通信は発生しませんが、その場合は端末の性能に強く依存し、大きなPDFでは重くなります。答えの質も、手元で動かせるモデルの大きさで決まります。試すには十分ですが、実務での精度を求める場合は構成の検討が要ります。はMITです。
ひとことメモ
として公開されています。内容は公式ページでもご確認ください。
このツールが活躍する場所
fully-local-pdf-chatbotについてよくある質問
- fully-local-pdf-chatbotは無料で使えますか?
- 無料で使えます。自分のパソコンの中で動くタイプなので、使った量に応じた料金もかかりません。
- fully-local-pdf-chatbotを使うのに、インストールや専門知識は必要ですか?
- コマンド入力(黒い画面)での操作が必要です。手順どおりに文字を打ち込む作業に慣れていないと、導入でつまずきやすいツールです。
- fully-local-pdf-chatbotはスマホでも使えますか?
- スマホには対応していません。パソコンが必要です。
- fully-local-pdf-chatbotは仕事(商用)で使えますか?
- ライセンスは MIT で、商用利用も認められています。ただし著作権表示を残すなどの条件が付くので、配布物に含める場合はライセンス本文を確認してください。
似ている道具との違い
同じ用途の道具と、使う前に効いてくる条件を並べました。
| 道具 | 黒い画面 | APIキー | 外部送信 | スマホ | 仕事に使える | 最終更新 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| fully-local-pdf-chatbot(このページ) | 要る | いらない | なし | むずかしい | 可 | 2025年12月 |
| OCRmyPDF | 要る | いらない | なし | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
| zerox | 要る | 要る | あり | むずかしい | 可 | 2025年5月 |
| paper-qa | 要る | 要る | あり | むずかしい | 可 | 2026年8月 |
「外部送信あり」は、入力した内容がどこかのサーバーに送られることを指します。 社外に出せない資料を扱うときは「なし」を選んでください。
RAG / PDF解析のほかのツール
fully-local-pdf-chatbotが合わなかったときの、同じ用途の候補です。
OCRmyPDF
スキャンしたPDFを、検索・コピーできるPDFに変える
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
zerox
書類をAIの目で読み取ってMarkdownに変換する
上級者向け・黒い画面(ターミナル)が要る
paper-qa
手元の論文PDFに質問すると出典つきで答える
準備がいる・黒い画面(ターミナル)が要る
pdfGPT
PDFに質問して、該当箇所つきで答えをもらう
準備がいる・黒い画面(ターミナル)が要る
pdf-craft
スキャンした本のPDFを、読める電子書籍に作り直す
はじめやすい・黒い画面(ターミナル)が要る
semantra-python
手元の資料を「意味」で探せるようにする検索
上級者向け・黒い画面(ターミナル)が要る
