無料で画像を生成する方法 — お使いの機種別の選び方
文章から絵を作るAIは無料のものが多くありますが、使っている機種によって選べるものが変わります。 Macは手軽な選択肢が複数ある一方、Windowsで快適に動かすにはグラフィックボードが要り、 スマホだけで動かせるものは限られます。ここを最初に整理します。
先に結論
- ・とりあえず試したい → ブラウザで動く公開ページ(登録もインストールも不要)
- ・Macを使っている → DiffusionBee。グラフィックボードなしで動く
- ・Windowsで本格的に → Stability Matrix か ComfyUI。ただしグラフィックボードが要る
- ・Androidスマホだけ → Local Dream(対象チップに制限あり)
機種別の比較
| ツール | 動く機種 | グラフィックボード | ひとこと |
|---|---|---|---|
| diffusionbee-stable-diffusion-ui | Mac | なくても動く | アプリを入れるだけ。IntelのMacでも動く |
| MochiDiffusion | Mac(Appleシリコン) | なくても動く | Mac専用に作られていて動作が軽い |
| StabilityMatrix | Windows・Mac・Linux | あったほうがよい | いろいろな生成画面をまとめて入れられる |
| ComfyUI | Windows・Mac | あったほうがよい | 細かく作り込みたい人向け。覚えることは多い |
| local-dream | Androidスマホ | スマホの性能次第 | スマホの中だけで生成できる。対象チップに制限あり |
| logocreator | ブラウザ | 不要 | ロゴに特化。試すだけならサイトを開くだけ |
まず試すなら、インストールなしで
自分のパソコンに入れる前に、どんな絵が出るのか見ておくほうが失敗しません。 公開されている生成AIをブラウザでそのまま試せるページが多数あり、 登録もインストールも要りません。文章を入れて待つだけです。
注意点は2つあります。ひとつは、入力した文章が公開元のサーバーに送られること。 もうひとつは、混み合っていると順番待ちになることです。 仕事の内容を含む文章は入れないでください。
ブラウザで試せる画像生成を見る →Macの人は選択肢が多い
Macは、専用に作られたアプリがいくつかあります。 Appleのチップに合わせて作られているため、グラフィックボードがなくても動きます。 DiffusionBee はインストーラーを入れるだけで、IntelのMacにも対応しています。 Mochi Diffusion はAppleシリコン専用で、そのぶん動作が軽くなっています。
Windowsの人が気をつけること
Windowsで手元に環境を作る場合、グラフィックボードの有無で体験がまったく変わります。 NVIDIA製のグラフィックボードがあれば数秒〜十数秒で1枚作れますが、 無い場合は数分から十数分かかることもあり、実用的とは言えません。
手持ちのパソコンに入っているか分からない場合は、まずブラウザで試せるものを使ってください。 入れてから「動かない」と分かるのが一番もったいない失敗です。
自分のパソコンで動くかを先に確かめたい場合は、 モデル名とパソコンの構成を入れると判定してくれるページがあります。 数GBをダウンロードしてから動かないと分かる失敗を防げます。
手元のパソコンで動くか調べる →スマホだけで使いたい
Androidなら Local Dream がスマホの中だけで動きます。 ただしSnapdragonの一部のチップが必要で、対象外の機種では軽いモデルのみになります。 iPhoneで同じことができる無料アプリは見当たらなかったので、 iPhoneの方はブラウザで試せるものを使うことになります。
商用利用について
ソフトが無料でも、生成に使うモデルに条件が付いていることがあります。 「非商用のみ」と定められたモデルで作った画像を仕事に使うと問題になります。 各ツールのページにライセンスを書いていますが、モデルごとの条件は別に確認してください。
よくある質問
登録なしで今すぐ画像を作れる無料のAIはありますか?
あります。Hugging Face というサイトに、公開されている生成AIをブラウザ上でそのまま試せるページが多数あります。アカウント登録もインストールも不要で、文章を入れて待つだけです。混み合っていると順番待ちになること、アップロードした内容が公開元のサーバーに送られることには注意してください。
グラフィックボードがないパソコンでも画像生成はできますか?
できます。Macなら DiffusionBee や Mochi Diffusion がグラフィックボードなしで動きます。Windowsの場合、手元で動かすものはグラフィックボードがないと非常に遅くなるため、ブラウザで試せるものを使うほうが現実的です。
スマホだけで画像生成はできますか?
Androidなら Local Dream がスマホの中だけで動きます。ただしSnapdragonの一部のチップが必要で、対象外の機種では軽いモデルのみになります。iPhoneには同等の無料アプリが見当たらないため、ブラウザで試せるものを使うことになります。
作った画像は商用利用できますか?
ツールごと、そして使う生成モデルごとに条件が違います。ソフト自体が無料でも、モデルに「非商用のみ」の条件が付いていることがあります。仕事で使う場合は、そのモデルのライセンスを必ず確認してください。各ツールのページにライセンスを記載しています。
対応機種やグラフィックボードの要否は、それぞれの公式ページを読んで確認したものです。 各ツールのページには、向いていない人や注意点も書いています。
作ったものを仕事に使ってよいかの調べ方 →文字起こしツールの選び方も見る →