調査レポート
ライセンスの名前だけを一覧にしたページは他にもあります。このページが違うのは、本文を1件ずつ開いて読んでいることです。 名前が「MIT」でも、本文に別の条件が足されていることが実際にありました。
条件が書かれていた48件のうち、名前やロゴの扱いだけを定めたもの (仕事で使うこと自体の妨げにはなりにくいもの)を除くと、42件は 仕事での使い方に直接関わる条件を持っていました。 こうした条件は、ライセンスの名前を見るだけでは気づけません。
もうひとつ注意が要るのは、ブラウザで試せるお試しページです。 そこに書かれているのはページのプログラムの条件であって、 中で動いているAIの条件ではありません。 「MIT」と書かれたページが、商用利用できないAIを使っていることが実際にありました。
多い順に並べています。1件の道具に複数の条件が付くことがあるので、 合計は48件より多くなります。
| 制限の種類 | 件数 | 何ができなくなるか |
|---|---|---|
| 商標・ロゴの制限あり | 27 | プログラム自体は自由に使えますが、名前やロゴを勝手に使うことはできません。多くの場合、仕事で使うこと自体の妨げにはなりません。 |
| 非商用の記述あり(要確認) | 21 | 本文のどこかに「非商用」という言葉が出てきます。どの範囲にかかるかは読み方で変わるので、仕事で使う前に本文を確かめてください。 |
| デュアル(商用は有償) | 7 | 無料で使えるのは個人や試用の範囲までで、仕事で使うには別途お金を払う契約が必要です。 |
| BSL(期限まで本番利用に制限) | 6 | 一定の期間が過ぎるまで、本番の業務での利用が制限されます。期間が過ぎると自由に使えるようになる形式です。 |
| FSL(競合利用を一定期間制限) | 5 | 同じような商売をする目的での利用が、一定期間できません。 |
| CC BY-NC(商用不可) | 4 | 「非営利ならOK」という条件です。仕事で使うことは認められていません。 |
| Elastic License(提供形態に制限) | 4 | 自分で使う分には問題ありませんが、これを他人にサービスとして売ることが制限されます。 |
| 商用利用の明示的な禁止 | 3 | 作ったものを仕事や販売に使うことが、はっきり禁止されています。 |
| 一部が別条件(企業向けの部分あり) | 2 | 全体が同じ条件ではなく、一部だけ企業向けの別条件になっています。 |
| 個人・試用限定 | 2 | 個人で試す範囲に限られています。仕事での利用は想定されていません。 |
| 再配布・販売の禁止 | 2 | 他の人に配ったり売ったりすることが禁止されています。 |
| PolyForm(用途に制限) | 2 | 使ってよい用途が決められています。何に使うかで可否が変わります。 |
| OpenRAIL系(禁止用途の定めあり) | 2 | 仕事で使うこと自体は認められていますが、使ってはいけない用途(違法行為・差別的な内容・なりすましなど)が定められています。 |
| 場所ごとにライセンスが異なる | 1 | ひとつのプログラムの中で、場所によって条件が違います。使う部分ごとに確かめる必要があります。 |
| 利用に有料契約が必要 | 1 | 使うこと自体に、有料の契約が要ります。 |
| Commons Clause(販売の禁止) | 1 | 無料で使えますが、これ自体を売ることは禁止されています。 |
| fair-code(商用提供に制限) | 1 | 自分で使う分は自由ですが、これを商品として提供することに制限があります。 |
読んだファイル名と読んだ日も載せています。条件は変わることがあるので、 仕事で使う前には必ず配布元の最新の本文をご確認ください。
プログラム自体は自由に使えますが、名前やロゴを勝手に使うことはできません。多くの場合、仕事で使うこと自体の妨げにはなりません。
本文のどこかに「非商用」という言葉が出てきます。どの範囲にかかるかは読み方で変わるので、仕事で使う前に本文を確かめてください。
無料で使えるのは個人や試用の範囲までで、仕事で使うには別途お金を払う契約が必要です。
一定の期間が過ぎるまで、本番の業務での利用が制限されます。期間が過ぎると自由に使えるようになる形式です。
同じような商売をする目的での利用が、一定期間できません。
「非営利ならOK」という条件です。仕事で使うことは認められていません。
自分で使う分には問題ありませんが、これを他人にサービスとして売ることが制限されます。
作ったものを仕事や販売に使うことが、はっきり禁止されています。
全体が同じ条件ではなく、一部だけ企業向けの別条件になっています。
個人で試す範囲に限られています。仕事での利用は想定されていません。
他の人に配ったり売ったりすることが禁止されています。
使ってよい用途が決められています。何に使うかで可否が変わります。
仕事で使うこと自体は認められていますが、使ってはいけない用途(違法行為・差別的な内容・なりすましなど)が定められています。
ひとつのプログラムの中で、場所によって条件が違います。使う部分ごとに確かめる必要があります。
使うこと自体に、有料の契約が要ります。
無料で使えますが、これ自体を売ることは禁止されています。
自分で使う分は自由ですが、これを商品として提供することに制限があります。
掲載しているオープンソースの道具について、配布元にあるライセンスファイル (LICENSE、LICENSE.md など)を機械で取得し、本文をそのまま保存しています。 そのうえで、商用利用・再配布・提供形態に関わる言い回しを本文から探し、 見つかったものを種類ごとに分けました。 ライセンスの名前ではなく、本文を根拠にしています。
この方法で分かるのは「本文にそう書いてあった」ことまでです。 法律上の解釈や、個別の使い方が許されるかどうかの判断はしていません。これは法律の助言ではありません。重要な用途では配布元か専門家にご確認ください。
自由に引用してかまいません。出典として 「ミロンド(https://mirondo.net/license-report)」と書いていただければ十分です。 集計のもとになったデータは公開データのページからも取得できます。
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